こんにちは、ゆるねこです。
3月17日の今日、桜が東京で開花と
発表もあり、お花見シーズンも
本番を迎えそうですね(*^_^*)
でも、日本人が楽しみにしている
花見が数十年したらなくなってしまう
可能性があるようです。
原因は、クビアカツヤカミキリという
外来種の虫です。
クビアカツヤカミキリとはどんな虫なのか、
被害にあった木の症状や特徴、
見かけたらどうするかなど対策を
調べてみました!
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クビアカツヤカミキリとはどんな虫で生態は?
クビアカツヤカミキリとは、
サクラやウメ、モモのなど木に寄生し、
衰弱、枯死させてしまう外来種の虫です。
出典:https://www.city.higashiomi.shiga.jp/
長すぎる触角と頭の赤いのが特徴ですね。
このクビアカツヤカミキリの幼虫が
サクラの木を食べてしまうのです。
2012年に徳島で確認、その後東京など関東や
大阪や徳島など全国各地で確認されていて
中国から輸入した家具や木材に紛れて
日本に侵入したのではと言われています。
雌は1匹で約1000個の卵を産みます。
卵は8日ほどでふ化し、幼虫は樹木の内部で
2~3年過ごし、木の中を食べ荒らします。
成虫は6~8月ごろに出没するといわれており、
成虫での寿命は約2週間ほどです。
クビアカツヤカミキリがいる木の症状や特徴は?
クビアカツヤカミキリが木に侵入した
木の症状はこちらです。
- 樹に直径4mmほどの穴がある
- 穴の根元にフラスが大量にある
- 開花時期なのに花が少ない
フラスというのは、木くずと糞が混じった
茶色いもので、木の根元に落ちています。
出典:http://www.town.itano.tokushima.jp/
1匹いるだけでも、かなりの部分の
樹木を食べてしまい、木の内部の心材まで
被害が及ぶことがあるそうです。
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駆除方法や対策は?見かけたらどうする?
成虫の場合、補殺します。
殺虫剤も効果的です。
幼虫は、木の中で成長するために
見た目の確認が難しいのですが、
フラスという木くずと糞が混じった
茶色いものが大量に木の根元にたまります。
木にはこのフラスを排出する穴が
あるので穴に薬剤を注入し、駆除します。
また、羽化の時期も近づいている恐れもあるため、
成虫が分散しないようにネットを
巻きつけます。
特定の施設や公園で見かけた際には、
施設管理者や役所に連絡するのがよいでしょう。
さいごに
今まで当たり前のように春には
桜の木を眺め、花見をしてきたのが
まさかなくなるかもしれないなんて
思いもしませんでした。
桜だけではなく、桃などの果樹も
被害にあっているそうなので、深刻な
問題ですね…
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。